不道徳論

矛盾だらけな世の中で‥

日本がおかしいと思うところ「8」

弱者が助けられずにさらに苦しめられる社会
日本は、弱者を切り捨てられる国となってしまいました。安倍政権下では富裕層が増加し、弱者はさらに苦しめられることとなりました。
消費税率は8%に上昇、実質賃金は連続でマイナスに。庶民の必需品である軽自動車の税金を上げ、介護報酬は引き下げられ、低所得世帯への給付金を減らし、病床数を減らし、生活保護費を下げ、それでいて既得権益はそのまま。
弱者という立場でない人も、病気などの理由で、いつ弱者になるかわかりません。そんな時のためのセーフティーネットが次々に削られています。ホームレスの追い出しさえされているのが、今の日本です。
また広義な意味では、貧困におちいった人々やお年寄り、障害を持つ方だけが弱者というのではなく、子供、妊婦さん、子連れのお母さん、なども社会的弱者に含まれることでしょう。
(ここでお母さんとしているのは、子を連れているのが父親でなく母親である時に横暴されたり、雇ってもらえない・復職させてもらえないのが現実だからです)

日本がおかしいと思うところ「7」

「皆同じ」「常識」「空気」に支配され、首を締め合い足を引っ張り合う同調圧力社会
6と関連しますが、個や自分の意志を持つことが許されない代わりに「皆同じ」であるとされ、「常識」「空気」といったものに支配されることを強要されます。


日本では、常に人々が何かにコントロールされて生きているのがわかります。


その「何か」を一言で言うならば、度が過ぎた全体主義。日本では、個人の存在や、個人の在り方は無視されてしまいます。日本においての個人は、集団あってこその歯車でしかないからです。


「全体主義で、その在り方で幸せ」ってならいいんですよ。ただの「文化の違い」で済ましてよいのです。


でも、うつ病が増加していて、自殺者が3万人出る社会が、幸せな社会ですか?激しい格差が生まれて貧困化し、少子化している国が、幸せな国ですか?


そう、これはただの「文化の違い」では済まされないと思うんです。


幸せに生きるためには、「個」の幸せが必要不可欠。個や個性を大事にしない会社や国はいずれ衰退します。


その「個」が、日本では無視され、押しつぶされ、全体のために貢献しろと同調圧力に押されます。その結果としての、この「幸せでない社会」という結果ではないですか?


人々は、感情を持たないように操作されています。子供の頃から、教育の場面で。会社で。主人の意のままに動く人形化されてしまっています。自分の意志で動こうとなどすれば、とたんに叩き落とされり潰されたり、排除されます。