日本がおかしいと思うところ「7」
「皆同じ」「常識」「空気」に支配され、首を締め合い足を引っ張り合う同調圧力社会
6と関連しますが、個や自分の意志を持つことが許されない代わりに「皆同じ」であるとされ、「常識」「空気」といったものに支配されることを強要されます。
日本では、常に人々が何かにコントロールされて生きているのがわかります。
その「何か」を一言で言うならば、度が過ぎた全体主義。日本では、個人の存在や、個人の在り方は無視されてしまいます。日本においての個人は、集団あってこその歯車でしかないからです。
「全体主義で、その在り方で幸せ」ってならいいんですよ。ただの「文化の違い」で済ましてよいのです。
でも、うつ病が増加していて、自殺者が3万人出る社会が、幸せな社会ですか?激しい格差が生まれて貧困化し、少子化している国が、幸せな国ですか?
そう、これはただの「文化の違い」では済まされないと思うんです。
幸せに生きるためには、「個」の幸せが必要不可欠。個や個性を大事にしない会社や国はいずれ衰退します。
その「個」が、日本では無視され、押しつぶされ、全体のために貢献しろと同調圧力に押されます。その結果としての、この「幸せでない社会」という結果ではないですか?
人々は、感情を持たないように操作されています。子供の頃から、教育の場面で。会社で。主人の意のままに動く人形化されてしまっています。自分の意志で動こうとなどすれば、とたんに叩き落とされり潰されたり、排除されます。