不道徳論

矛盾だらけな世の中で‥

日本のおかしいと思うところ「0」


ちまたでは「日本素晴らしい!!」系の番組が流行している中、「日本という国が異常な状況である」という現実はまったく伝えられないので、ここで記します。
なお、こういうこと書くと「日本嫌い」「disってる」「反日」と言われそうですが、本来の日本が持つ良さは大好きです。嫌いなのは、日本の国家(政治・社会)と、人々を苦しめている悪しき慣習です。
四季の美しさ、自然、神社仏閣、伝統工芸民芸、古来の建築、美術、舞踊、温泉、郷土料理、発酵食、日本酒、等々…こういった日本は【大好き】であることを前提とした上で、記します。
悪い点を良くしていくためには、いったん、こういった悪しき現実に目を向けて直面する必要があるという思いからです。悪い点を振り返ることなく、良くすることはできません。
ここで書くのは、あくまで私の個人的な視点の内容です。人によってそうは思わないことも、違うことも有り得ます。いろんな意見あって当然です。またここには書いてないことで他にも存在するかもしれません。

テレビを見るとバカになる理由「5」

人間から本当の楽しみを奪う


人間って本来、何かを作り出すことで喜びを覚える生き物だと思うんです。誰だって子供の頃は、娯楽を与えられなくても、その辺にあるもので勝手に楽しんでいたはずです。


大人になるにつれて、楽しみを外に求めようとするんですよね。そっちの方が簡単に快楽が得られるから。テレビ、音楽、お酒、タバコは全部そう。


確かにたまにはいいと思いますよ。僕も音楽は好きですし、映画もよく見ます。


でもそれに依存するのは危険。


外から与えられる幸せって続かないんですよ。いくらテレビをたくさん見たって、お酒をたくさん飲んだって、音楽をたくさん聞いたって、幸せは続きません。


むしろそれらは快楽を得るほどに、お金が減ります。するとストレスのかかる仕事を、お金を稼ぐためにしなければならないわけです。結果的には幸せって相殺されてるんです。


バカ製造機であるテレビに夢中になっている人が、このループから抜け出すのは容易ではないですね。


一方、何かを創作することで喜びを得られる人は、その創作物を売ることでお金が増えます。好きなことをしているので、ストレスもたまりません。なので無駄な快楽にお金を使う必要もない。


だから近頃言われている「好きを仕事に」って最強なんですよ。


テレビを見て、欲しくもないスポンサー商品を買い、お金を稼ぐためにストレスのかかる仕事をする。そんなループから抜け出すには、まずテレビを見るのをやめることです。


そうすれば好きなことを仕事にできる可能性はぐっと上がりますよ。