不道徳論

矛盾だらけな世の中で‥

テレビを見るとバカになる理由「5」

人間から本当の楽しみを奪う


人間って本来、何かを作り出すことで喜びを覚える生き物だと思うんです。誰だって子供の頃は、娯楽を与えられなくても、その辺にあるもので勝手に楽しんでいたはずです。


大人になるにつれて、楽しみを外に求めようとするんですよね。そっちの方が簡単に快楽が得られるから。テレビ、音楽、お酒、タバコは全部そう。


確かにたまにはいいと思いますよ。僕も音楽は好きですし、映画もよく見ます。


でもそれに依存するのは危険。


外から与えられる幸せって続かないんですよ。いくらテレビをたくさん見たって、お酒をたくさん飲んだって、音楽をたくさん聞いたって、幸せは続きません。


むしろそれらは快楽を得るほどに、お金が減ります。するとストレスのかかる仕事を、お金を稼ぐためにしなければならないわけです。結果的には幸せって相殺されてるんです。


バカ製造機であるテレビに夢中になっている人が、このループから抜け出すのは容易ではないですね。


一方、何かを創作することで喜びを得られる人は、その創作物を売ることでお金が増えます。好きなことをしているので、ストレスもたまりません。なので無駄な快楽にお金を使う必要もない。


だから近頃言われている「好きを仕事に」って最強なんですよ。


テレビを見て、欲しくもないスポンサー商品を買い、お金を稼ぐためにストレスのかかる仕事をする。そんなループから抜け出すには、まずテレビを見るのをやめることです。


そうすれば好きなことを仕事にできる可能性はぐっと上がりますよ。

×

非ログインユーザーとして返信する